ゼミだより

ゼミの日々の様子をお伝えします。

2018年

1月

09日

ゲストスピーカー 2018

新年あけましておめでとうございます。

2018年の上田ゼミは、外交官・公務員・研究者のみなさんとの交流会で始まりました。

これまでは年末に行っていましたが、今年はスケジュールの都合で新年に開催。参加者数が危ぶまれましたが、合わせて50名を超える大交流会となりました。

2017年

12月

21日

ゲストスピーカー2017(2)

ゲストを迎えた「異文化間コミュニケーション」の授業には、武庫川女子大学の協定校から交換留学生として8名の学生が履修しています。

いつも前の席で1年生に混じって授業を聞いていますが、この日は小グループに参加して、留学生として活躍してくださいました。

表情も明るくて、なんだかいつもより伸び伸びとしているようですね!

 

続きを読む

2017年

12月

21日

ゲストスピーカー2017(1)

12月19日(火)「異文化間コミュニケーション」の授業に6人の留学生をお招きしました。

皆さん進学を目指して日本語学校で学んでおられるとのこと。無事進路が決まり、この日、武庫女生との活動に参加してくださいました。

続きを読む

2017年

12月

01日

韓国留学体験報告

韓国韓南大学校に留学中の3年ゼミ生の三好彩彩夏さんから体験記が届きました。

 ****************

11月下旬には、所属しているダンスサークルの定期公演が行われました。この公園が実質年内最後の行事だということで、私がこのサークルの一員として舞台に立つ最後のステージとなりました。9月から少しずつ練習を始めたのですが、他の行事や中間考査、各自の事情が重なったため、なかなかうまくことが進まず、本番ぎりぎりまでかなり苦戦しました。

続きを読む

2017年

11月

09日

実習報告会2017

11月に入りキャンパスには時折木枯らしが舞うようになりました。

夏の教育実習からあっという間に時間がたちましたが、この日は実習生が集まって、大日1年生の「異文化間コミュニケーション」の授業で実習の報告会を開いてくださいました。

続きを読む

2017年

10月

21日

日本語学校訪問2017(2)

交流会に参加していた留学生のみなさんは、中国、台湾、香港など中国語圏の方が多数。でも同じ中国語圏といっても背景は多様です。また年齢も10代から30前の方まで幅広く、日本語を学んだあとは大学、大学院、専門学校への進学を目指しているとのこと。人生設計の一段階に日本留学を設定しているんですね。

 

大学での勉学風景とは異なる場所に身を置いて、武庫女生のみなさんはどう感じたでしょうか?

これから続く長い留学生活のはじめを、この日の武庫女生との出会いが心あたたまるものとして飾れたなら、うれしいですね。交流会に「参加!」と手を挙げてくださった〈ボランティア精神〉をこれからも育てていってください。

続きを読む

2017年

10月

11日

卒業写真を撮りました

秋晴れのさわやかな日、大学4年生の卒業写真を撮りました。

緑の背景に映えるよう?「赤」!を勝負服にえらんだ一群が・・・

笑顔あふれる楽しい撮影風景でした。

続きを読む

2017年

8月

26日

日本語教育実習2017(4)

左から松下由美子先生、裴貞烈先生、鄭香在先生、申玟澈先生
左から松下由美子先生、裴貞烈先生、鄭香在先生、申玟澈先生

 韓南大学校での日本語教育実習は、2017年度11年目を迎えました。その間、韓南大学校の皆様にはひとかたならぬお世話になっています。

 教案指導から実習へのアドバイスだけでなく、夏季休暇期間中にボランティア学生を招集したり実習生のお世話係のチュータを手配したりと、様々なご苦労をおかけしています。現地学生の協力がなければこの実習は成立しません。それを支えてくださる教授陣が、常日頃学生と緊密な関係を築いておられるからこそ実現できることです。おもてなしの心の深さ、単に一週間のことだけでないんですね。

 韓南大学校の教育の在り方がしのばれます。心より感謝申し上げます。

続きを読む 0 コメント

2017年

8月

25日

日本語教育実習2017(3)

国立ハンバッ大学校での交流会
国立ハンバッ大学校での交流会

 8月18日(金)この日は同じ大田広域市内にある国立ハンバッ大学校の日本語学科を訪問し、日本語による交流会を行いました。

 交流会にあたっては金玄珠学科長はじめ先生方イムスジン助手にお世話になりました。当日は両学の学生が主体的に運営することになり、私が様子を見に訪れてみると、すっかり打ち解けた雰囲気で、明るい笑顔があふれていました。日本語で自由に話し交流会ができるのは、皆さんが日本語を学んでくださるお陰です。海外の学生の姿は、実習生にどのように映ったでしょうか。

続きを読む 0 コメント

2017年

8月

24日

日本語教育実習2017(2)

8月14日~19日の実習期間のうち、往復の旅程で1日ずつかかり、中なか2日間が教壇実習、残り2日間で演劇補助、大学訪問、自由行動となります。

寝る間も惜しんで授業準備をした教壇実習を終え、この日は演劇補助です。入学後数か月しかたっていない1年生が、秋の学術祭で日本語による演劇を約1時間演じるとのこと。出演者の中には大学入学後に初めて日本語学習に触れた学生もいるとか。みなさん真剣に演じきってくださいました。

このほかにショートコントや漫才、踊りなどにも挑戦するなど、韓南大学校生の熱意と実力に頭が下がるばかりです。

日本語のお手伝いは小グループに分かれてしましたが、その後みんなでお昼を食堂でとり、午後は自由時間を一緒に楽しんだとか。韓国の学生さんも武庫女生との自由な会話を楽しんでくれたようです。

続きを読む

2017年

8月

23日

日本語教育実習2017(1)

韓南大学校での実習風景(初級クラス)
韓南大学校での実習風景(初級クラス)

 2017年夏、今年も日本語教育実習の季節になりました。国内日本語学校では16名、海外は6名と多くの学生が学外実習に参加しています。

 日本語学校でも海外の大学でも、そこで学ぶ若者が自分の将来像を描く時、「日本語」をその一つの手がかりとしてしている姿に出会うことになるでしょう。実習生はそれにどう向き合うでしょうか。

文型や語彙・表現の導入をどのように行うかといううことだけでなく、ことばを学ぶことが自分のこれからの道にどう関わるか、大学内の授業では思いもしなかった視点と遭遇してもらえれば、コーディネータとして私はうれしいです。

続きを読む

2017年

7月

19日

香港の小学生を迎えて2017

絵手紙活動を紹介するゼミ生
絵手紙活動を紹介するゼミ生

香港SFA英文小学(香港のカトリック系小学校)5年生6年生合計20名の皆さんが「日本研修旅行」の一環で本学にいらっしゃいました。

3年ゼミ生とは「絵と書」の活動、和室で「お茶と和菓子」、そして「日本語教育学入門」の授業では大日1年生と日本語や英語そして筆談を使ってコミュニケーションをとりました。

続きを読む

2017年

7月

12日

短期留学生のみなさんと

7月11日、大日3年生のゼミにSIJ(Study in Japan/短期留学生)の8名を迎え、日本語を使いながら様々な活動を行いました。

 

続きを読む

2017年

6月

28日

先輩に聞く

平田彩陽さんは2015年3月に卒業後、台湾で日本語教師として活躍してきました。2年間の契約満了を機に帰国され、今は大阪の日本語学校で日々日本語教育に取り組んでいらっしゃいます。「日本語教育学入門」の授業に平田さんをお招きし、海外での経験や日本語教師という仕事についてお話ししていただきました。

「海外で働く」ということや「日本語を教える」ということは、1年生のみなさんにとっては遠いお話しのようでしたら、身近な先輩から直接お話しを聞くことで、将来設計の一つに日本語教師がイメージできたかもしれませんね。

続きを読む

2017年

6月

14日

2017ゼミ活動

2017年度始まってから、なかなかブログに記事をアップできませんでした。

でも今年もみんな元気にゼミ活動をしていますよ。

続きを読む

2017年

6月

03日

交換教授を迎えて

武庫川女子大学とアメリカワシントン州にあるEWU(イースタン・ワシントン大学)との間には交換教授の協定があります。先日、そのご縁でマイケル・ズコスキー先生を「日本語教育学入門」の授業にお招きし、北東アジアにおける多言語社会についてお話を伺うことができました。

 

続きを読む

2017年

4月

29日

外交官公務員の発表会

関西国際センターで日本語を学ぶ外交官公務員のみなさんを迎え、交流会をしたのは216年12月でした。あれから5か月たち、参加した方々は研修を終えて帰国の時期を迎えられました。「感謝祭」として開かれた外交官・公務員のみなさんの日本語の発表会に招かれて、院生たちとお邪魔しました。

続きを読む

2017年

4月

18日

タイ人日本語教師会のみなさん

キャンパスの八重桜が満開になる頃、JTAT(タイ人日本語教師会)のみなさんが本学を訪問してくださいました。タイでは年少者の日本語教育が盛んで、その指導者養成が急務になってるようです。

そこで、高校の現職教員を対象の日本語指導者養成プログラムが行われており、その最終段階で6週間の日本研修が実施されます。

武庫川女子大学を訪問してくださった先生方は、研修成果を日文学生らとの会話で実践されたのですが、それだけでなくタイの文化紹介のため、民族衣装や伝統音楽・舞踊なども準備して臨んでくださいました。本当にありがたいことです。

続きを読む

2017年

4月

13日

2017年 新学期です。

新学期が始まりました。

今年の1年生は1999年生まれになるようで、いよいよ大学生が21世紀生まれ時が近づいてきましたね。

武庫川沿いの桜も美しく咲き誇っていますが、この春はいつまでも寒くて、まだまだコートが手放せません。

右の写真は、先日卒業したゼミ生が記念にくださった桜の盆栽です。いただいたときは固いつぼみでしたが、今は美しく咲き誇っています。

卒業生のみなさんも、それぞれの場所で輝いていらっしゃるでしょうね。

0 コメント

2017年

4月

07日

アメリカ教育実習だより2017-2

~尾崎さんのアメリカ実習だよりです~

学生たちは、普段、英語で日本語を学んでいます。

日本語だけによる日本語の授業(直説法)の後、学生たちが「日本語だけの授業はとても難しかったけど、楽しかったです。もっと日本語を話したいです。」と言ってくれました。

少し英語を交えての授業は私自身にとっても初めてだったので、いい経験になりました。

続きを読む 0 コメント

2017年

3月

08日

Skype交流会2017

特別学期が終わってやっと春休みが始まったのですが、新3年ゼミ生が図書館2階多文化コミュニケーション室に集まって、Skypeによる日本語交流会を開きました。

お相手は、大学院1年の尾崎有以さんが教育実習をしているアメリカSFCC大学の学生さんたちです。みなさん日本語を始めたばかりということで、はじめはもじもじしていたのですが、アシスタントの中村さき先生(本学英文科出身)Yasuka先生(日本語講師)そして尾崎さんの助け舟をかりるうちに話がはずむようになり、声も大きくノリもよくなってきました。もう終わりにして写真を撮りましょうというと、「時間が足りない!」というコメントが双方からあがりました(笑)

ちなみに、実施したのは日本時間の3月8日(水)午前9時~でしたが、スポケーン市はその時3月7日(火)夕方5時ということで、あらためて時差を実感しました。通信状況のため滞ることもあったのですが、最後はすっかり心かようひと時となりました。みなさんこれからも日本語頑張ってくださいね。

続きを読む 0 コメント

2017年

3月

03日

春まつ心

そろそろ春の特別学期も終了し、学生の皆さんにとっては春休みになります。3年生はすでに就活がはじまっていますし、4年生は2週間後に迫った卒業式や新しい生活の準備に何かと忙しいことでしょう。

気候も徐々に和らいで、まさに春待つ気持ちの高まる季節ですね。

0 コメント

2017年

2月

27日

アメリカ教育実習だより2017

米国ワシントン州スポケーン市にあるSFCC大学で1月26日から約3か月の予定で、大学院生尾崎有以さんが教育実習を行っています。

今年のスポケーンは例年に増して降雪量が多く、生活の様々な場面に影響を与えているようです。尾崎さんはMFWI(本学アメリカ分校)の宿舎から隣接するSFCC大学キャンパスに徒歩で行くそうですが、通常なら15分ほどで教室に着くのに、凍った雪道を歩くので40分以上もかかったこともあったそうです。

これから徐々に春に近づいていく中、多くの経験を積んでいくことでしょう。報告を楽しみにしています。

続きを読む 0 コメント

2017年

2月

06日

卒論提出そして口頭試問!

1月13日に全員卒論を提出、2月6日には口頭試問が終わりました。この夜、みんなで「うちあげ!」の予定です。その前にアゼリアで記念撮影。4年生の皆さんお疲れ様でした。

続きを読む 0 コメント

2017年

1月

13日

ゼミ発表会2

3年ゼミ4番目の発表は、2017年1月に行いました。プロジェクトのテーマは「メディアに描かれた外国人」です。最近日本を訪れる外国人観光客を巡った問題や、海外で暮らす日本人をテーマにした番組がメディアを賑わせています。まずそれらの特徴を分析し、そこで描かれている外国人、日本人とはどのようなものかを考えました。その後、もし自分たちが多文化理解をテーマにして作品をつくるとしたら、どのようなものが描けるか、提案しました。そのプロセスでは、年末に交流会をした時の各国外交官へのインタビュー風景も盛り込まれていて、多彩でした。

2020年にはオリンピックが開かれるということで、今後ますます多文化接触の場面があると思いますが、互いの違いを受け止めて交渉できる力を育てることが大切ですね。皆さんプロジェクトと発表、お疲れ様でした。

続きを読む 0 コメント

2017年

1月

09日

2017年のはじまり

2017年が始まりました。旅立つ人、加わる人、飛躍を目指す人、さまざまな思いを抱いて大学生活を過ごすことでしょう。

よい一日を重ねつつ・・今年もよろしくお願いいたします。

0 コメント

2016年

12月

23日

日本語交流会:各国外交官・公務員を迎えて3

優勝チーム、賞品のお菓子をもって記念撮影
優勝チーム、賞品のお菓子をもって記念撮影

もうひとつ初めて体験したことがありました。宗教的に口にするものの制限があることは聞いていたけれど、やはりその理由で賞品のお菓子を受け取らなかったゲストがありました。

もちろんゲストに悪気があるわけではなく、あくまでも宗教的な理由でのことです。多くの日本人がそれを理由に何かを判断することは日常的にはまずないでしょうか。そのことを武庫川女子大学生はどのように受け止めたでしょう。

体験から学ぶ、というのは口で言うほどたやすくありません。経験したことをもう一度自分の中で内省すること、そのプロセスがなければ、ただ「こんなことがあったよ」で終わってしまうかもしれません。

お正月休み、もしもお友達やご家族とこの日の経験について話すことがあったら、ご自身でそこに含まれる意味をゆっくりと考えてみてくださいね。

続きを読む 0 コメント

2016年

12月

23日

日本語交流会:各国外交官・公務員を迎えて2

3年ゼミ生は、この日のためにリハーサルをするなどの準備をしてきました。

ところが、実際に日本語学習者の方との場を運営することを経験して、初めて気付かされたことも多かったようです。

たとえば、コミュニケーションゲームでは「じゃんけん列車」「伝言ゲーム」を選んだのですが、大人の学習者にとって必ずしも適切ではないのでは、と思っていました。

しかし、「じゃんけん」をどのようにするか、何が勝ちで負けなのかを、日本語で相手に知ってもらうには、それなりの工夫が必要でした。ゼミ生で予行演習したときは数十秒で済んだゲームに、何十分も要したのです。

「伝言」では凝った内容にしなくても、たとえば「いきます」と「きます」という表現だけでも、初級学習者にとっては正確に聞いて伝えることは、容易ではありません。

交流会を運営する力として「見積り力」「段取り力」については、準備で鍛えたけれど、本番ではさらに場をみて判断する臨機応変な「調整力」が必要ですね。

続きを読む 0 コメント

2016年

12月

23日

日本語交流会:各国外交官・公務員を迎えて1

12月23日(金・祝)、授業はお休みのこの日に、日本語教育関連科目合同でお客様を迎えて日本語交流会を開きました。

ゲストは9月に来日した国際交流基金・関西国際センター日本語研修参加者の外交官・公務員(アジア・欧州・アフリカ・中南米20か国)の方々20名と引率の東先生です。

一方、日文学科学生有志は科目も学年も多様ですが、みな進んで参加。まさにボランティア精神を持つ学生たち40名です。

  • 「演習Ⅰ」大日3年
  • 「日本語教材研究Ⅰ」大日2年
  • 「異文化間コミュニケーション」大日1年
  • 「日本語のしくみ」短日1年
続きを読む 0 コメント

2016年

12月

20日

留学生を迎えて

左から周さん(台湾台南出身)、南さん(吉林省出身)、王さん(台湾彰化出身)
左から周さん(台湾台南出身)、南さん(吉林省出身)、王さん(台湾彰化出身)

12月20日(火)1限「異文化間コミュニケーション」に、ゲストスピーカーとして大阪YMCA国際専門学校の留学生3名にお越しいただきました。

それぞれ自己紹介をかねて故郷紹介をしたあと、グループに分かれて受講生(大日1年)から質問を受けてくださいました。

日本、台湾、中国について、ことばとしての異なりのほか、非言語的側面からの比較、食文化比較、留学生活の過ごし方、各国若者事情など、興味の尽きない内容でした。

3人は、12月に日本語能力試験受験を済ませ、春からは就職、進学、帰国と日本語学校で身に着けた実力をもとに、新たな道へと旅立っていくとのことでした。

続きを読む 0 コメント