韓国留学体験報告

韓国韓南大学校に留学中の3年ゼミ生の三好彩彩夏さんから体験記が届きました。

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11月下旬には、所属しているダンスサークルの定期公演が行われました。この公園が実質年内最後の行事だということで、私がこのサークルの一員として舞台に立つ最後のステージとなりました。9月から少しずつ練習を始めたのですが、他の行事や中間考査、各自の事情が重なったため、なかなかうまくことが進まず、本番ぎりぎりまでかなり苦戦しました。

どうなることかと思いながら立った本番のステージですが、最後の舞台、楽しんで踊ろうという気持ちで臨んだのでとても楽しく終えることが出来ました。

なによりも嬉しかったのは、私がセンターに立つとサークルの仲間や観客席で観ている友人達が私の名前を叫んでくれたことです。外国人であるため、加入当初は上手く馴染めないのではないかという不安が大きかった私が、サークルの一員としてみんなに認められたようで、驚きつつも本当に嬉しくて、とても感動しました。

 

韓南大学校の秋風景
韓南大学校の秋風景

この定期公演を通して、サークルの時間だけではなく休日一緒に遊びに行くような距離感の友人が出来たこと、余り喋ったことの無い方から声を掛けていただけたこと、そして自分達の力で一つのステージを作り上げたこと、全てが自信に繋がりました。私が初めて出来た外国人の友人だと言う人、私と関わることで日本への短期語学演習に参加したいと思うようになったと言ってくれる人、必ず日本に遊びに行くから、次は日本で会おうと言ってくれる人。周りの人に恵まれていることをひしひしと感じ、本当に幸せ者だと思いました。

 

 

 残りの留学期間もいよいよ1ヶ月を切りました。正直まだ実感はありませんが、10ヶ月間の良い締めくくりとなるよう、精一杯頑張ります。