交換教授を迎えて

武庫川女子大学とアメリカワシントン州にあるEWU(イースタン・ワシントン大学)との間には交換教授の協定があります。先日、そのご縁でマイケル・ズコスキー先生を「日本語教育学入門」の授業にお招きし、北東アジアにおける多言語社会についてお話を伺うことができました。

 

ズコスキー先生のご専門は言語人類学で、56ある中国少数民族の一つカザフ族とその自治区をおもなフィールドにして研究されています。

日本語教育学入門の授業では、日本語の教え方など具体例に入る前に、世界に広がる多文化社会について学んでいますが、その実際をズコスキー先生の講義から学ぶことができました。

英語による授業に、大日1年生のみなさんは少し戸惑いもあったかもしれませんが、受講生は事前に出された課題にしたがって、よく準備していました。

このような機会が、今後も持てると嬉しいですね。

ズコスキー先生は、大学院の授業にもお越しくださいました。受講生も授業の形式も学部のとは異なりますが、どちらの学生も貴重な機会に多くを学んでくれたと思います。

院生とは「なごみ」の時間も共にしてくださいました(笑)