アメリカ教育実習報告(1)

SFCCの学生とともに
SFCCの学生とともに

皆さん、こんにちは。

修士1年の中塚理子です。私は1月26日から約3か月間、アメリカ・ワシントン州にあるSFCC大学(スポケーン・フォールズ・コミュニティー・カレッジ)に教育実習に来ています。ここは武庫川女子大学アメリカ分校(MFWI)に隣接する大学です。この1か月で経験したことを3つに分けてご報告します。

SFCCでの実習:授業と日本文化のプレゼンテーション

最初の1週間は、SFCCの日本語講師であるYasuka先生の授業を参与観察させていただいていたのですが、2月に開催の「International Week」で日本文化(和楽器)についてのプレゼンを任されることになり、2週間めからは参与観察とプレゼンの準備を並行して行いました。

プレゼンの準備は、主にパワーポイントや原稿作りとJCC(本学分校MFWIにある日本文化センター)からお借りした「箏を弾く練習」です。つまり英語でのプレゼンとお箏のデモンストレーションの両方です。

45分間の英語のプレゼンを約50人の現地の方の前で行うという(私にとって)最難関ミッションを前に「隕石でも落ちてこないか」と真剣に考え込んだ時期もありましたが、(笑)Yasuka先生や学生さんたちに助けられたり、励まされたりしながら何とか本番を迎えることができました。

当日は最前列に武庫川女子大学英文科の松原陽子先生のお姿を発見し、緊張で倒れそうになりましたが、皆さんの声援もあり、何とか無事に終えることができました。

このように緊張の連続でしたが、アメリカでこのようなプレゼンが行えるのは、めったにない機会なので、本当に幸運だったと思います。