先輩に聞こう!曽根さやかさん

7月1日、中国の浙江紡織服装職業技術学院という専門学校で日本語教員として勤務している曽根さやかさん(2011年卒業)が、「日本語教育学A」「演習Ⅰ」の授業に来てくださいました。

曽根さんは大日を卒業した年に現職につき、以来2年間、寧波で日本語を教えておられます。またその傍ら、日本人海外子女の補習校でも小学生の国語科のお手伝いもされているとのことです。

 

曽根さんが暮らす寧波は、上海に近い古くからの港湾都市です。海のシルクロードの起点とも言われ、人や物が往来する日本と大陸とを結ぶ拠点でもありました。

勤務先の服飾専門学校は、将来のファッションデザイナーを目指す若者たちが全国から集まって、寮生活をしながら専門の勉強をしているそうです。そこに日本語も加わるのですが、学生に興味を持たせながら楽しく授業をするには、いろいろな工夫が必要なようです。

寧波でさまざまな経験を積んでいる曽根先輩のお話、後輩の学生にもとても刺激的に聞こえたようです。

午後は、3年ゼミに移動して、教材のことなどをより詳しく話してくださいました。