短期留学生を迎えました。

3年ゼミで、SIJ(短期留学生)16名の皆さんを迎えて交流会を行いました。ゼミ生が準備した活動は、「日本文化絵合わせ」「漢字で名前を書こう」「福笑い」「各国食文化について話そう」「日本語で女子会!」の五つです。留学生の皆さんは活動しながら日本語を使い、ゼミ生は<わかる日本語>を工夫しながら活動を進めました。

 

留学生の出身大学は、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、台湾の5か国から。皆さん日本語学習歴、習熟レベルも様々です。何よりお国で勉強してきたとはいえ、実践的に日本語だけで過ごすこと(授業以外に)もなかった経験です。その点を考慮して、日本語のレベルに関わらず、みんなが参加できる(しかも日本語を使って)活動を設計しました。

私からゼミ生には「学習者の日本語をよく観察すること」「自分の日本語を相手に合わせること」という二つの課題を出しました。これらはそうそう簡単にはできません。広い意味での「日本語力」が問われます。このような交流会の回を重ねるごとに、コツをつかんでいってもらうこと、それが大きな目的です。